突然自動車が必要になったとき、新車を購入するのはなかなかにハードルが高いと思いカーリースを検討する方もいらっしゃるかと思います。
しかしカーリースについていまいちわからないし、軽率に選んでいいのかなと悩むこともあるでしょう。
そこでこの記事では格安カーリースのメリット・デメリットについてご紹介します。
メリット・デメリットがわかれば、自ずと自分への向き不向きも判断できるようになるでしょう。

カーリースのメリット・デメリット

カーリースには、以下のようなメリット・デメリットが存在しています。

カーリースのメリットは初期費用が抑えられること

まずカーリースを利用する一番のメリットというのが、初期費用を抑えられるという点です。
自動車を新たに購入するとなると諸費用がかなりの金額となりますが、カーリースであれば頭金不要が基本であるため月額費用のみで済むことが多くなっています。
また、自動車というのは購入すればすぐに乗れるわけではなく様々な手続きが必要となるものですが、カーリースの場合それらの手続きをする手間が省けるという点もメリットであるといえるでしょう。

カーリースのデメリットは車を自由にできないこと

一方でカーリースには、車を自由にできないというデメリットがあります。
例えばなにかカスタムをしたいなと思ってもすることはできませんし、万が一故障してしまったから自分で直そう、または最寄りの修理工場へ持っていこうと思っても修理工場が指定されていたりしてそれができない場合があるのです。
だからといってそのまま返却してしまうと、今度は原状回復費用を請求されてしまうことになりかねない点も注意が必要です。
また、中には走行距離の上限が決まっている場合がある点も人によってはデメリットとなるでしょう。

まとめ：カーリースのメリット・デメリットを把握しよう

カーリースには上記以外にも様々なメリット・デメリットがありますが、それらはメリットがデメリットになったり、デメリットがメリットとなったりするなど人によって異なる部分も大きいものです。
事前に自分にとってのメリット・デメリットを把握してから、カーリースの利用を検討したいものですね。

ブラックリスト入りしててもカーリースの利用は可能？審査基準は？

カーリースは初期投資を少なく好みの車に乗れることが魅力のサービスですが、契約の際には一定の審査があり、その審査を通過しなければなりません。
では、ブラックリスト入りしている人はカーリースの契約ができるのでしょうか。

ブラックリストってどういうもの？

一般に信用情報においてブラックリストと呼ばれるものは実在していません。
現実にそういったリストが存在するのではなく、たとえば支払いの延滞や債務整理などの金融事故を起こした人が信用情報に記録されるため、そのことを指して「ブラックリスト入り」と呼ばれています。

ブラックリスト入りでは審査に通ることは難しい

このようにブラックリストとは、過去に金融事故を起こしており、その記録が信用情報に残されていることを言います。
カーリースでは毎月の支払いがあるため、しっかりとした収入があるかどうか、過去に問題を起こしていないか信販会社によって調査されます。
そのため、ブラックリスト入りしている人は支払い能力が低いとみなされ、審査には通過できない可能性が高いです。
カーリースの利用においてはまず支払い能力に関する信頼を得なければならないということは言えるでしょう。

ブラックリスト入りで審査に通過できた例も

ただし、中にはブラックリスト入りしていたはずなのにカーリースを契約できたという声を聞くこともあります。
これにはいくつかの理由が考えられ、まずは信用情報から過去の履歴が削除されていること。
信用情報は一定期間で更新されるため、過去に金融事故を起こしていても所定の期間が過ぎれば記録はなくなります。
また、本人はブラック入りしていたつもりが、実は記録されていなかったということもあります。
信用情報への記録は金融機関によるものなので、内容によっては記録が見送りになることもあるのです。

まとめ：ブラックリストを確認することも検討を

ブラックリスト入りしていた場合、審査に通ることは難しいですが、先述したように信用情報にその記録がない場合もあります。
心配な人はまず、自分の信用情報に記録が載っているかどうか自身で確かめてみるのもいいかもしれません。